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Channel: 岩苔ブログ
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奇想天外の花

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      2015年12月撮影・花博記念公園・咲くやこの花館にて
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奇想天外はウェルウィッチア科・サバクオモト属の常緑裸子植物で原産地はアフリカ南西部・ナミブ砂漠に自生し1860年にポルトガル領・アンゴラF・ウェルウィッチにより、また同年ナミビアのダマラランドでJ・Tベインズにより初めて発見され、Jフッカ-が命名し1属1種の非常に珍しい植物でその外形は他のいかなる植物とも異なり、茎の大部分は地下に埋まり地上には倒円錐形の太い部は直径1m位の広さがあり縁に2枚の巨大な帯状の葉をつけ、古くなると縦に裂けたり、ねじれたりして地表に展開し長さ3~3.5mにも達し、雌雄異株で、いずれも円錐形の花序を茎の頂部につけ、雄花には内外に2対の花被と、その内部に6個の雄しべがあり、雄しべの基部は互いに癒着して筒状になり、花の中心には1個の退化した胚珠があるが生殖機能はない雌花は花被が平らな翼状に長く伸び、花被の外部に突き出し、この胚珠中に大量の種子を生じ、種子は散布後長年にはたって休眠して、まれに訪れる降雨のときに発芽しこのように雄花に両性花の形跡がみられ、また胚珠が花被によって硬く包まれていることなどから近縁のマオウやグネツムの類とともに特異なものとされ和名はサバクオモトといわれ現地名はタンボアだそうです。
この植物は年間降水量が50mm以下という環境かの中の水分と言うわずかな地下水で
寿命がとても長く、ナミブ砂漠では放射性炭素年代測定法(c14)により5000年も生きるものがあるとされてナミブ砂漠を生き抜く巨大な植物だそうです。
咲くやこの花館の奇想天外は1960年頃に種子から育てたものだそうです。
花言葉は・幸福がとんでくるだそうです。

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